第4回 寄宿舎避難訓練
12月3日(火)に、避難訓練を実施しました。今回は、舎生に日時や災害の種類、および場所を事前に知らせない非通知形式で行いました。
11月18日(月)の事前指導では棟ごとに「火災が発生したが先生が来ない、そんな時にどうするか」といった具体的な事例を挙げ、話し合いを行いました。「みんなで助け合って〇〇に集まる。」「もし活動室にいる時だったらこの窓から外に出ることができる。」など、様々な視点から活発な意見が出されました。
訓練が始まると、突然の非常放送や情報モニターの表示に舎生たちは驚いていました。指導員の指示に従い避難する途中、舎生同士がお互いに助け合う姿が見られ、事前指導やこれまでの避難訓練で学んだことの成果を感じることができました。
また、普段通い慣れているはずの通学路が真っ暗で足元が見えにくい状態での避難は緊張感があり、舎生にとってさらによい経験となりました。
終了後舎監から、「突然の避難訓練で驚いたと思うが、慌てずに協力しながら避難することができていた。」と話がありました。舎生は、真剣な表情で深く頷いていました。
今年度は、火災2回・地震・不審者対応の全4回の避難訓練を実施しました。舎生は、お互いに助け合いながら様々な想定や非通知訓練に柔軟に対応し、適切な避難行動をすることができていました。これらの経験を活かし、日々の中でも舎生同士が助け合って生活することを望んでいます。
これから空気が乾燥して火災が発生しやすい時期になります。今後も舎生が安心して生活することができるように、火災を発生させない環境を整備してまいります。